【読書感想】Ruby on Rails5 速習実践ガイドを読んで

書籍情報 

 

構成

Chapter 1 RailsのためのRuby入門
Chapter 2 Railsアプリケーションをのぞいてみよう
Chapter 3 タスク管理アプリケーションを作ろう
Chapter 4 現実の複雑さに対応する
Chapter 5 テストをはじめよう
Chapter 6 Railsの全体像を理解する
Chapter 7 機能を追加してみよう
Chapter 8 RailsJavaScript
Chapter 9 複数人でRailsアプリケーションを開発する
Chapter 10  Railsアプリケーションと長く付き合うために

 

要約

Ruby on Railsを使ったWebアプリケーションの基本的な作り方、RSpecを使ったテストの方法、機能の追加方法などRailsでWebアプリを開発できるようになる内容の他にも、複数人で開発する場合の方法といった実践的な内容も含まれている。

 

面白かったChapter

特に面白かったChapterは7と8。

Chapter7はChapter3で作ったタスク管理アプリにRailsアプリでよくある具体的な機能を実現する方法を紹介している。

7-2でRansackを使った検索機能の実装方法、7-5でActiveStorageを使った画像ファイルの添付機能の実装方法、7-6でCSV形式のファイルのインポート・エクスポートの実装方法を知ることができた。

Chapter8はJavaScriptを使ってタスク管理アプリのページに変化をつけた。
また、Turbolinksが有効な場合の注意点などより実践的なことも学べた。

機能追加することでタスク管理アプリが便利になったと実感できたこともあり面白いChapterだった。

 

気になったChapter

特に気になったChapterは10。

Railsアプリケーションと長く付き合うためにということでバージョンアップの際に気をつけることやアプリケーションの複雑性に対応するためのコードの書き方について書かれている。

ここで出てくるアプリケーションの複雑性に対応するためのコードの書き方だが
3つの観点から出された改善策が約50ページに渡って書かれていた。

これらの改善策を現在、携わっているアプリに対して実践していきたい。

全てを実践することは難しいかもしれないがこの改善策は使えるかもしれないなど検討し、少しずつでもリファクタリングを進めていきたい。

また、機能追加など開発を進めていく際もコードの書き方といったことを意識して進めていきたい。

Chapter10の内容は一度読んだだけでは覚えきれないところもあると思うため定期的な読み返しもしていきたい。